IPA、NISTのクラウド解説文書を翻訳 - メリットとリスクを解説
情報処理推進機構(IPA)は、米国立標準技術研究所(NIST)による発行文書の翻訳「クラウドコンピューティングの概要と推奨事項(Cloud Computing Synopsis and Recommendations)」を公開した。
同機構では、NRIセキュアテクノロジーズと共同で海外の情報セキュリティ関連文書を翻訳しており、その成果として公表したもの。
同文書は、NISTがまとめたクラウドコンピューティングに関する報告書。定義をレビューし、メリットと未解決の問題を解説。利用によってもたらされる相対的な機会とリスクを組織がどう捉えるべきか、ガイドラインを提供する。
また実装モデルやサービスモデル、運用面での特性、SLA契約といった問題に言及。大量のデータが集約される性質からセキュリティ上の注意すべき点や、利用者がウェブブラウザに大きく依存するなどセキュリティ上の問題に関してまとめている。
(Security NEXT - 2012/09/04 )
ツイート
PR
関連記事
作業服通販サイトに不正アクセス - 2024年に判明、新サイトへ移行
「LANSCOPE」エンドポイント管理製品に脆弱性 - 4月以降、攻撃を観測
端末管理システムで誤設定、従業員情報が閲覧可能に - マイナビ
開発リポジトリでクラウドアクセスキーを誤公開 - ビール定期便サービス
「CODE BLUE 2025」29講演が決定 - AIチップ脆弱性から法的課題まで
先週注目された記事(2025年9月21日〜2025年9月27日)
SonicWallのクラウドバックアップに攻撃 - FW情報が漏洩
ウェブ広告に誤URL、個人情報へアクセス可能に - データ基盤サービス事業者
学生の個人情報含むPCを電車内で紛失 - 関東学院大
IT資産管理ツール「SS1」に複数の深刻な脆弱性 - アップデートを
