IPA、NISTのクラウド解説文書を翻訳 - メリットとリスクを解説
情報処理推進機構(IPA)は、米国立標準技術研究所(NIST)による発行文書の翻訳「クラウドコンピューティングの概要と推奨事項(Cloud Computing Synopsis and Recommendations)」を公開した。
同機構では、NRIセキュアテクノロジーズと共同で海外の情報セキュリティ関連文書を翻訳しており、その成果として公表したもの。
同文書は、NISTがまとめたクラウドコンピューティングに関する報告書。定義をレビューし、メリットと未解決の問題を解説。利用によってもたらされる相対的な機会とリスクを組織がどう捉えるべきか、ガイドラインを提供する。
また実装モデルやサービスモデル、運用面での特性、SLA契約といった問題に言及。大量のデータが集約される性質からセキュリティ上の注意すべき点や、利用者がウェブブラウザに大きく依存するなどセキュリティ上の問題に関してまとめている。
(Security NEXT - 2012/09/04 )
ツイート
PR
関連記事
サイバー攻撃被害が判明、内部情報へアクセスされた痕跡 - BBT
複数Fortinet製品に認証回避の深刻な脆弱性 - 影響確認と対策を
「Fluent Bit」に認証回避やRCEなど脆弱性 - アップデートで修正
クラファン支援者向けの案内メールで誤送信 - レノファ山口
「Azure Bastion」「SharePoint Online」に深刻な脆弱性 - すでに修正済み
クラウドサービスが侵害、顧客従業員情報が流出か - ITサービス事業者
「CODE BLUE 2025」まもなく開催 - CFP応募は前年比約1.6倍
従業員個人PCがマルウェア感染、業務用認証情報が流出 - QUICK
米当局、「WatchGuard Firebox」など脆弱性3件の悪用に注意喚起
「不正ログイン」相談が約1.5倍 - 「偽警告」は関係者逮捕で減少するも限定的
