ポイント交換サイトで約6万件のIDに不正ログイン - ポイント152万円分が被害
ポイントや電子マネーを交換できるポイント交換サイト「Gポイント」において、なりすましによる不正ログインが発生していたことがわかった。
同サイトを運営するジー・プランによれば、4月14日から4月16日にかけて、5万9044件のIDに対し不正ログインが発生。そのうち442件のIDで、152万1485円分のポイントが不正にギフト券へ交換されたという。
不正ログインに使用されたIDやパスワードの入手経路はわかっていない。同社は原因究明のため、アクセスログについて調査したが、外部からの侵入や内部関係者の不正取得など、同社経由で流出した形跡は確認されなかったとしている。
同社では、被害を受けた会員についてログイン機能を停止し、メールで連絡を取っている。ポイントの回復手続きについては、準備が整い次第アナウンスする予定。
また不正交換を行ったアクセス元の遮断やアクセス監視の強化を実施。利用者に対しては、なりすまし被害を防止するため、パスワードの変更を呼びかけている。
(Security NEXT - 2012/04/18 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
「不正ログイン」相談が約1.5倍 - 「偽警告」は関係者逮捕で減少するも限定的
3Qの脆弱性届出は160件 - ソフトウェア製品が倍増
9月のフィッシング、報告が22万件超 - 悪用ブランド過去最多
三井ショッピングパーク会員サイトで不正ログイン被害を確認
【特別企画】脅威動向や実務者が身をもって学んだノウハウなど共有する年次イベント
佐川急便の会員サービスで不正ログイン - アクセスを一時制限
MS、10月の月例パッチを公開 - ゼロデイ脆弱性3件に対応
顧客情報含む電子媒体を紛失、定期チェックで判明 - 三井住友信託銀
Mozilla、最新版ブラウザ「Firefox 134」を公開 - 複数の脆弱性を修正
フィッシング報告約19万件 - URLは前月比1割減
