Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

セキュリティベンダーとAndroidマーケットでマルウェアの判断に食い違い

シマンテックでは、今回検知したアプリについてGoogleへ通知しており、1件のデベロッパーIDがすでに削除されているが、他デベロッパーが配布するアプリについてGoogleでは利用規約に違反しないと判断。引き続き公開されている。

シマンテックでは、悪質なアプリであるか判定するにあたり、同様のコードが含まれているアプリが、以前Androidマーケットにおいて削除されたと指摘。

PC環境で「アドウェア」や「スパイウェア」の判断についても以前議論を巻き起こしたが、最終的にセキュリティベンダーが不正プログラムとして検知するようになった例を挙げ、Androidアプリについても「アプリケーションの動作に関する情報がユーザーにとって必要かどうかで判断する」と説明した。

同社では、今回問題となったSDKプロバイダとも話し合いを進めており、引き続き詳しい情報をフィードバックしていきたいとしている。

(Security NEXT - 2012/02/01 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

「MS Edge」にセキュリティアップデート - 独自修正も
「JVN iPedia」の脆弱性登録、2四半期連続で1万件超
ビデオ会議の「Zoom」に複数脆弱性 - 最新版に更新を
「Unity」ランタイムに脆弱性 - 利用アプリは要再ビルド
Mozilla、最新版ブラウザ「Firefox 134」を公開 - 複数の脆弱性を修正
「Firefox 136」がリリース - ESR版では「クリティカル」脆弱性を修正
ブラウザ「Firefox 141」が公開 - 脆弱性18件を解消
Android版「MS Edge」にアップデート - 独自修正も
「Sitecore」や「Linuxカーネル」の脆弱性悪用に注意喚起 - 米当局
「Android」の2025年9月パッチが公開 - ゼロデイ脆弱性2件を解消