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12月はウイルス検出が前月から3割以上減少 - IPAまとめ

被害内容を見ると、ウェブサイトが改ざんされたケースが1件、SQLインジェクション攻撃によりデータが削除されたケースが1件、のこり2件は他サイトに対する踏み台に悪用された。不正アクセスに関する相談は42件で前月から27件減少している。13件で被害が確認あったという。

同機構に寄せられた相談件数の合計は1312件で、「ワンクリック請求」に関する相談は333件だった。前月の418件を下回るものの、依然として多数相談が寄せられている。「偽セキュリティソフト」に関する相談は8件だった。

また11月はファイル共有ソフト「Winny」に関連する相談が35件と目立ったが、12月は7件と5分の1まで縮小した。一方、「情報詐取を目的として特定の組織に送られる不審なメール」に関する相談が6件で11月の1件から増加している。

(Security NEXT - 2012/01/06 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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