MS、定例外で「.NET Framework」向けに修正パッチを緊急公開 - 次回月例分含む4件の脆弱性を修正
日本マイクロソフトは、定例外で「.NET Framework」向けのセキュリティ更新プログラムを公開した。
今回公開した「MS11-100」は、「.NET Framework」におけるサービス拒否や特権の昇格といった問題を修正するプログラム。サポート中のすべてのバージョンを対象としている。
脆弱性が公表されており、プログラムの品質についても確保できたことから、定例外の提供に踏み切ったという。同社では、影響を受ける環境に対し、早い段階でセキュリティ更新プログラムを適用するよう呼びかけている。
すでに公開されている脆弱性は、ハッシュテーブルにおける衝突により、サービス拒否が発生する脆弱性「CVE-2011-3414」の1件のみ。脆弱性の詳細は28日に公開されており、同社でも、緩和策など説明するセキュリティアドバイザリを公開している。
同脆弱性の深刻度は「重要」で、悪用された場合、サービス拒否が発生する。同社では、悪用可能性指標を3段階中もっとも低い「3」とし、30日以内に悪用コードが登場する可能性は低いとしている。
また今回のプログラムでは、1月の月例セキュリティ更新プログラムで対応する予定だった非公開の脆弱性3件についても対応した。
もっとも深刻とされる脆弱性「CVE-2011-3416」は、「緊急」にレーティングされている脆弱性。「ASP.NET」フォームにおいて、認証がバイパスされる「特権の昇格」の不具合を解消した。悪用可能性指標は3段階中もっとも高い「1」にレーティングされている。
そのほか、「ASP.NET」フォームにおいて認証のチケットをキャッシュする脆弱性「CVE-2011-3417」など2件の修正を行った。
(Security NEXT - 2011/12/30 )
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