「ネット発言に返答すれば知人と見なす」3割弱 - ネットだけのつきあい平均14.35人
実名や顔を知らなくても、インターネット上の発言に返答した相手に対し、3割近い人が「知人」と見なすと思っていることが、ネットエイジアと第一生命経済研究所の調査でわかった。また平均14.35人とネット上だけのつきあいを持っているという。
両社が、9月に全国の15歳から44歳までのブログやSNS利用者1020人を対象に、対人関係などについて、携帯電話上でアンケート調査を実施した結果、判明したもの。
友人知人の平均人数を見ると、SNSなどネット上だけのつきあいである人は、平均14.35人。10代では、22.06人と他世代の倍近い人数とつきあっていた。ふだんメールで連絡を取る人(8.55人)、よく会っておしゃべりする人(8.39人)など、実際に面識がある交友関係を大きく上回る。
82.5%が、実名や顔を知っている人の方が信じられると回答する一方、57%が実名や顔を知らない相手に対して、親近感を感じることがあると回答している。
氏名や顔を知らない相手でも、45.3%が「ネット上で何度かやり取り」を行うことで知人と見なすとしており、「ハンドルネームやアバターなどの、決まった呼び名で交流」することについても、43.4%が知人と見なすと答えている。
また割合が下がるものの、「自分の発言に返答してくれた」場合についても、28.7%が知人と見なしており、10代では38.2%とより高い割合を示している。
(Security NEXT - 2011/11/15 )
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