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Windowsの起動やウェブ閲覧を阻害するマルウェアが活発 - Dr.Webレポート

Doctor Web Pacificは、7月に同社製品が検知したウイルスの状況を取りまとめた。Windowsの起動やウェブ閲覧をブロックして金銭を騙し取るプログラムの動きが活発だという。

同社がまとめたランキングによれば、7月にメールトラフィック内で検出されたウイルスの1位は、全体の14.6%を占めた「Trojan.Tenagour.3」。2位、3位、5位は「MyDoom」の亜種、4位は「Netsky」の亜種など古参マルウェアだった。

PC上で検出されたウイルスの1位は、前月と変わらず「JS.Click.218」。全体に占める割合は60.1%で、前月の39.52%から大幅に上昇しており、検出割合がひと桁台の2位以下と大きな差を付けている。

ランキングには入っていないが、Windowsの起動をブロックするマルウェアは依然として活発で、ロシア以外を攻撃対象とした「Trojan.Winlock.3794」の活動が5月以降確認されている。

同マルウェアは、カード番号やPINコードを収集して送信するトロイの木馬で、従来のようにソーシャルエンジニアリングでユーザーを騙すことなく、個人情報の窃取が可能だという。

同マルウェアのホスト国を見ると、ロシアが58.8%でもっとも多く、米国が15.6%で続いている。日本は6位で2.3%と規模は小さいものの、観測されていた。

このほか7月には、ウェブ閲覧をブロックして金銭を要求する「Trojan.Mayachok.1」や、オンラインバンキングのパスワードなどを盗む「Trojan.Carberp.1」の活動などが確認された。同社が検出したウイルスのランキングは、以下の通り。

メールトラフィック上で検出されたウイルス

1位:Trojan.Tenagour.3
2位:Win32.HLLM.MyDoom.54464
3位:Win32.HLLM.MyDoom.33808
4位:Win32.HLLM.Netsky.18401
5位:Win32.HLLM.MyDoom.based
6位:Win32.HLLM.Netsky
7位:Win32.HLLM.Netsky.35328
8位:Trojan.PWS.Banker.57999
9位:Trojan.DownLoad2.31588
10位:BackDoor.IRC.Nite.60

ユーザーのPC上で検出されたウイルス

1位:JS.Click.218
2位:Win32.Siggen.8
3位:JS.IFrame.112
4位:Win32.Rmnet.12
5位:JS.IFrame.95
6位:JS.IFrame.117
7位:JS.Click.222
8位:Win32.HLLP.Neshta
9位:Trojan.MulDrop1.48542
10位:Win32.HLLP.Whboy.101

(Security NEXT - 2011/08/23 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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