Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

日本MS、セキュリティ更新プログラム13件を公開

もう一方の「緊急」プログラムは「MS11-057」。「Windows DNSサーバ」の脆弱性2件に対応した。

あらかじめドメインにNAPTRレコードを作成し、攻撃対象のサーバへNAPTRクエリを送信し、再帰的に要求した場合にコードが実行される可能性がある。DNSが有効化されていなければ影響を受けない。

「緊急」の次に深刻とされる「重要」に設定されているセキュリティ更新プログラムは9件。

「MS11-065」にて修正を行ったリモートデスクトッププロトコルの脆弱性「CVE-2011-1968」は、すでに標的型攻撃が一部で確認されており、悪用された場合、サービス拒否が発生するという。

(Security NEXT - 2011/08/10 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

「IBM WebSphere Application Server」にRCE脆弱性 - 暫定パッチ公開
「MS Edge」にアップデート - 固有の脆弱性などにも対処
Salesforceのローコード開発ツールに脆弱性 - 設定リスクの指摘も
構成管理ツール「Salt」に複数脆弱性 - 「クリティカル」も
「Kibana」に深刻な脆弱性 - 「Chromium」の既知脆弱性に起因
「IBM i」のFAX機能に権限昇格の脆弱性 - 修正パッチを提供
「GitHub Enterprise Server」に脆弱性 - アップデートを公開
米CISA、「AMI MegaRAC SPx」や「FortiOS」の既知脆弱性悪用を警告
「Firefox 140」がリリース - 脆弱性13件を解消
「FortiOS」などFortinet複数製品に脆弱性 - アップデートを