Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

エフセキュア、Flash Playerに見せかけてMac狙うトロイの木馬を確認

logofs1.jpg

F-Secureは、Adobe Flash Playerのインストーラを装ったMac向けトロイの木馬「Trojan:BASH/QHost.WB」を発見したことを明らかにした。

同ウイルスは、「FlashPlayer.pkg」に見せかけて出回っているもので、誤ってインストールを行って感染した場合、HOSTファイルを改ざんされ、GoogleへアクセスするとオランダのIPが発信元の偽サイトに誘導されるという。

転送先は一見Googleに見える偽サイトで、検索結果などもGoogleをまねて作成されていた。同社が確認した時点では具体的な攻撃は行われていなかったが、リンクをクリックすると、ポップアップページが開かれ、別のサーバへアクセスするよう仕組まれていたという。

(Security NEXT - 2011/08/04 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

Palo Alto、セキュリティアドバイザリ6件を公開
「Chrome」にアップデート - 6件のセキュリティ修正
「Chrome 139」が公開、12件のセキュリティ修正 - 重要度「中低」のみ
Palo Alto「GlobalProtect App」に無効化できる脆弱性 - Linux版のみ影響
「Chrome」にアップデート - セキュリティ関連の修正4件
Apple、「macOS Sequoia 15.6」など公開 - 脆弱性87件を修正
2Q「JVN iPedia」登録は1万件超 - 98.7%が「NVD」情報
中国複数グループが「ToolShell」攻撃を展開 - 攻撃拡大に懸念
「Chrome」のスクリプトエンジンに複数脆弱性 - アップデート公開
「CrushFTP」脆弱性、すでに被害も - 開示過程でトラブル