Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

フィッシングの手法に変化 - サイト誘導からHTMLメールや直接返信へ

フィッシング対策協議会は、7月に報告を受けたフィッシングの状況について取りまとめた。報告件数とブランド名を悪用された企業数に増加が見られた。

レポートによれば、7月に寄せられたフィッシングメールの報告件数は18件で、大幅な減少を見せた6月から12件増加している。また、フィッシングにブランド名が悪用された企業数も7件増加し、12件となった。

ブランドが悪用されるケースのうち、金融機関を装ったケースが半数以上を占めている。MasterCardを騙るフィッシングメールも出回っており、同協議会では8月に入ってからも攻撃を確認している。

一方、フィッシングサイトのユニークURL件数は6月から半減して3件となった。報告件数が増えたにもかかわらずサイト数が減った理由について、同協議会は攻撃手法の変化を挙げている。

従来のフィッシングサイトに誘導する手法の代わりに、HTML形式のフィッシングメールに入力フォームが含まれるケースや、サービス業者を騙って個人情報をメールで送信させる手法などが増加しているもので、同協議会では不審なメールなどへ注意するよう呼びかけている。

(Security NEXT - 2011/08/03 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

フィッシングにパーソナライズの傾向 - 狙われるブランドは変わらず「MS」
10月のフィッシング報告、過去最高更新 - URLは約17%減
2020年2Qのフィッシング攻撃は35%減、国内ホストは32件 - RSA調査
セキュリティ相談が1.8倍に - 「Emotet」関連や「不正ログイン」相談が急増
2020年3Qのインシデント、前四半期比約1.2倍に - 探索行為やサイト改ざんが増加
約4割でインシデント被害、対応費用は約1.5億円 - 4.4%が「Emotet」経験
衰え見せぬフィッシング攻撃 - 報告、URLともに最多記録を更新
ネット利用者半数超、パスワード文字数「8文字以下で安全」
フィッシング報告、2万件の大台突破 - 上位4ブランドで9割超
フィッシング攻撃が多い曜日は? - 悪用ブランドはMSが突出