Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「phpMyAdmin」に複数の脆弱性 - 組み合わせで任意のコード実行が可能に

NTTデータ先端技術は、「MySQL」の管理ツール「phpMyAdmin」に判明した2種類の脆弱性により、任意のPHPコードが実行されるおそれがあるとして、検証レポートを公開した。

110801ni_01.jpg
脆弱性が悪用される流れ(図:NTTデータ先端技術)

セッション処理における脆弱性「CVE-2011-2505」と、変数処理の脆弱性「CVE-2011-2506」が判明したもの。

「CVE-2011-2505」が存在するため、細工したHTTPリクエストにより、セッション変数内へPHPコードを格納することが可能だという。

さらに変数処理の不具合「CVE-2011-2506」により、コンフィグ作成生成用スクリプトを利用して、変数内に格納されたPHPコードを含むファイルをサーバ内に出力できるため、ウェブサーバの実行権限で任意のPHPコードが実行可能となる。

同社では、検証システムを用意。サーバ内部のデータをブラウザ経由で確認できたほか、任意のコードをサーバ内に設置し、実行できることを確認した。

すでに脆弱性が修正された「phpMyAdmin 3.3.10.2」「同3.4.3.1」が公開されており、同社では旧バージョンを利用しているユーザーへアップデートを呼びかけている。

(Security NEXT - 2011/08/01 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

Oracle、四半期定例パッチを公開 - 脆弱性のべ342件を修正
「Windows」に権限昇格のゼロデイ脆弱性 - MSが詳細を調査
Linuxカーネルにroot権限を取得できる脆弱性 - 1Gバイト超のパス長処理で
「Citrix ADC」や「Citrix Gateway」に複数脆弱性 - 認証回避のおそれ
Adobeの複数製品に深刻な脆弱性 - 定例外でパッチ公開
「FortiManager」「FortiAnalyzer」に脆弱性 - root権限でコード実行のおそれ
Apple、macOSやスマートデバイス向けにセキュリティ更新
Windowsの「ポイントアンドプリント」にゼロデイ脆弱性 - PoC公開済み
MS、「PrintNightmare」に追加パッチを準備中 - LPEで別のCVE番号を採番
「PrintNightmare」の定例外パッチ、修正が部分的との指摘も