「改ざん」報道減少するも引き続き注意を - セキュアブレインレポート
2011年上半期の不正改ざんサイトの状況を見ると、危険と判断された2万6559件のうち、9.4%にあたる2502件が不正改ざんサイトだった。前年同時期の23.9%を下回るものの、一定の割合で検知されている。
同社はこうした状況について、大規模な事件の発生によりメディアの関心が不正アクセスに向き、改ざんを報じるケースが大幅に減っているが、依然として改ざんが発生していると指摘。
また「改ざん」として報じられていなくても、「不正アクセス」や「情報漏洩」「フィッシング」の原因となっているケースもあるとして、今後も十分な対策を講じるよう呼びかけている。
(Security NEXT - 2011/07/27 )
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