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依然オートラン悪用マルウェアが検出数上位 - 感染数減少報告と格差

同社は検出数と感染数の違いをサッカーにたとえ、「シュート」と「ゴール」の違いと説明。依然としてマルウェアが蔓延している状態であることに注意を呼びかけている。

ランキング下位も小幅な動きにとどまった。前回、17位から5位に浮上した「HTML/StartPage.NAE」は、8位とわずかに順位を下げた。

また、「HTML/ScrInject.B」が11位から9位に順位を上げた。これはマルウェアサイトへリダイレクトする難読化されたスクリプト、またはiframeタグを含むHTMLファイルの検出名。

同社が発表したマルウェアのトップ10は以下のとおり。

1位:INF/Autorun
2位:Win32/Conficker
3位:Win32/Sality
4位:Win32/PSW.OnLineGames
5位:Win32/Autoit
6位:HTML/Iframe.B.Gen
7位:Win32/Bflient.K
8位:HTML/StartPage.NAE
9位:HTML/ScrInject.B
10位:Win32/Autorun

(Security NEXT - 2011/07/25 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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