Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

マルチプラットフォームのバックドアが発生 - Dr.Webが注意喚起

Intel搭載Macで動作するバックドア「BackDoor.Olyx」を発見したとして、Doctor Web Pacificが注意を喚起した。

同マルウェアは、感染すると外部から命令を受けるバックドア。同社によれば、従来Mac上で動作するバックドアは「BackDoor.DarkHole」しか確認されていなかったが、脅威をあらたに観測し、定義ファイルに追加したという。

「Mac」と「Windows」それぞれの環境で動作するバージョンが用意されていたことが特徴で、感染すると、シェル内の様々なコマンドを実行され、外部からファイルの作成や転送、リネーム、削除といった操作が行われるおそれがある。

(Security NEXT - 2011/06/24 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

macOSにアップデート - 脆弱性1件を修正
「Acronis True Image」に脆弱性、アップデートで修正
「CODE BLUE 2025」29講演が決定 - AIチップ脆弱性から法的課題まで
「Chrome」にアップデート - 「V8」に関する脆弱性3件を修正
Blackmagicの配信機器に脆弱性 - キー流出や乗っ取り懸念も
Google、「Chrome 139」をリリース - AIが発見した脆弱性を修正
先週注目された記事(2025年9月14日〜2025年9月20日)
「Chrome」にアップデート - ゼロデイ脆弱性などに対応
「Chrome」にアップデート - 5件のセキュリティ修正
Apple、「macOS Tahoe 26」で脆弱性77件を修正 - 旧OSも更新