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出荷携帯電話の5台に1台がスマートフォン - 大きな脅威は「紛失」

くわえてAndroid 2.2についてもJavaScriptを利用して、ウェブサイトへアクセスさせることによりユーザー情報が流出する脆弱性が見つかるなど、脆弱性が明らかになっている。

また情報処理推進機構(IPA)などが提供する脆弱性データベース「JVN iPedia」には、2011年第1四半期にAndroid関連の情報が12件登録されている。

さらに注意しなければならないのが、携帯電話特有の「紛失」や「盗難」といった物理的な危険性であるとだと同氏は指摘する。

同氏によれば、2011年第1四半期にIPAへ届け出があったマルウェアが2件にとどまる一方で、拾得物公表システムにおける携帯電話の紛失届け出は、都内だけで1114件にのぼっており、盗難や紛失時の対策が重要と同氏は語っている。

(Security NEXT - 2011/05/13 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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