出荷携帯電話の5台に1台がスマートフォン - 大きな脅威は「紛失」
スマートフォン市場が拡大している。2011年3月までの1年間に出荷された携帯電話の5台に1台はスマートフォンで、セキュリティの問題へ直面している。
MM総研によれば、2010年4月から2011年3月までの1年間に出荷されたスマートフォンは855万台となり、前年の3.7倍へと拡大。出荷台数の22.7%をスマートフォンが占めた。OS別のシェアは「Android」が57.4%と半数超で、iOSの37.8%を上回っている。
なかでもAndroid搭載端末については、自由にアプリケーションが提供される一方、マルウェアが配布される可能性があり、Android Marketで提供されるケースや正規ソフトにトロイの木馬を仕込んだ海賊版など見つかっている。
エフセキュアのテクノロジー&サービス部技術部長の八木沼与志勝氏によれば、Android 2.1では、Webkitの脆弱性によりウェブページを閲覧しただけで悪意あるコードを実行された可能性がある。
(Security NEXT - 2011/05/13 )
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