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専門家がもっとも注目した2010年の脅威は「故意の情報漏洩」

2009年1位だった「ウェブ経由のの攻撃」が2010年も注目を集めており2位に続いた。3位は「ソフトウェアに対する脆弱性攻撃」で前年から順位を落としたものの3位と上位をキープ。従来より危険性が指摘されている「標的型攻撃」もランキングに入った。

2010年に利用者が急速に拡大した「スマートフォン」「ミニブログ」など、あらたにランキングへ入っている。

1位:「人」が起こしてしまう情報漏洩
2位:止まらない! ウェブサイトを経由した攻撃
3位:定番ソフトウェアの脆弱性を狙った攻撃
4位:狙われだしたスマートフォン
5位:複数の攻撃を組み合わせた「新しいタイプの攻撃」
6位:セキュリティ対策不備がもたらすトラブル
7位:携帯電話向けウェブサイトのセキュリティ
8位:攻撃に気づけない標的型攻撃
9位:クラウド・コンピューティングのセキュリティ
10位:ミニブログサービスやSNSの利用者を狙った攻撃

(Security NEXT - 2011/03/24 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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