Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

専門家がもっとも注目した2010年の脅威は「故意の情報漏洩」

情報処理推進機構(IPA)は、2010年における情報セキュリティの状況を解説した「2011年版10大脅威 進化する攻撃……その対策で十分ですか?」を公開した。

同機構への届け出や脆弱性の公表、メディアによる報道などをもとに、情報セキュリティの専門家や実務担当者127人で構成する「10大脅威執筆者会」にて取りまとめた。

「社会的影響」「印象が強さ」などの観点から選定した10種類の脅威について解説。脅威の事例やビジネスに与えるインパクト、情報セキュリティの考え方や方向性についても紹介している。

ランキングを見ると、2010年は「組織における故意の情報漏洩事件」が1位だった。情報漏洩については、2006年以降毎年ランクインしており、2009年も5位となっている。

(Security NEXT - 2011/03/24 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

先週注目された記事(2025年4月13日〜2025年4月19日)
先週注目された記事(2025年3月9日〜2025年3月15日)
IPA、「情報セキュリティ10大脅威 2025 組織編」の解説書を公開
先週注目された記事(2025年2月23日〜2025年3月1日)
中小企業4社に1社でインシデント被害 - 約7割で「取引先に影響」
「セキュリティ10大脅威2025」 - 「地政学的リスク」が初選出
4Qの脆弱性届出は163件 - ウェブサイト関連が約2.6倍
2024年4Qのインシデントは約8%増 - 「FortiManager」脆弱性の侵害事例も
先週注目された記事(2025年1月5日〜2025年1月11日)
先週注目された記事(2024年12月15日〜2024年12月21日)