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パロアルト、アプリを機能ごとに制御できるFWのハイエンド製品を発表 - 新OSにはGumblar対策も

また「Gumblar」で行われたような「ドライブバイダウンロード攻撃」により、ユーザーが意図せずファイルをダウンロードしようとした場合に、アラートを表示して警告する機能などを追加。社内で開発アプリケーションの制御にも対応している。

さらに新技術「GlobalProtect」を採用。同技術では、端末上で動作するエージェントにより、ユーザーは操作を意識せず、もっとも近隣にある同社ファイアウォールへSSL VPN接続が行える。

エージェントは、ユーザー情報を自動で送信し、社内外関係なくポリシーを反映し、アクセス制御を実施する。当初は、Windows向けにエージェントを用意し、MacやiOS向けにも提供する予定だという。

一方、フラッグシップモデルとなる「PA-5060」は、独自に設計したアーキテクチャを採用したハードウェアアプライアンス。価格は400万円前後となる見込みで、ワールドワイドで1万2000台がすでに出荷されているという。

(Security NEXT - 2011/03/02 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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