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パロアルト、アプリを機能ごとに制御できるFWのハイエンド製品を発表 - 新OSにはGumblar対策も

「PA-5060」では、40のプロセッサや30Gバイト以上のメモリを搭載することで、ファイアウォールにおいて常時20Gbpsのスループットを実現。またパケットインスペクションについても10Gbpsのスループットを確保。1秒あたり最大400万セッションへ対応することができる。

今回の製品投入について、米Palo Alto Networksの創始者兼CTOであるNir Zuk氏は、「ウェブベースのファイル交換やFaceBookなど、利用するサービスが進化しているが、他社ファイアウォールは、メールとウェブのみだった1995年当時の技術を依然として利用している」と指摘。

さらにアプリケーションの機能ごとに制御できる特徴に触れ、「事業部門はFaceBookの閲覧や書き込みができるが、開発部門は閲覧のみといった制限ができる」と語り、アプリケーションを制限するのではなく、機能に応じて制御できるメリットを強調した。

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創始者兼CTOのNir Zuk氏

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ワールドワイドマーケティング部門担当副社長のRene Bonvanie氏

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日本法人でマーケティング部長を務める菅原継顕氏

(Security NEXT - 2011/03/02 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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