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患者情報含むPCが欧州の列車内で盗難被害 - 島根大付属病院

島根大学医学部付属病院の医師が、出張先の海外で盗難に遭い、同院の患者情報が保存されたPCを盗まれたことがわかった。

移動する列車内の網棚に鞄を置いていたところ被害にあったもので、鞄に入っていたPCには、患者99人分の氏名、性別、病名、治療情報などが保存されていた。

現地時間の2月17日18時ごろに被害へ気がつき、鉄道会社や現地警察へ盗難届を提出。20日に同大へ報告した。鞄は22日夜になって発見されたものの、PCは見つかっていないという。

同院では、対象となる患者に説明と謝罪を行う。また医療安全研修会を実施して、個人情報の管理についてあらためて指導徹底するとしている。

(Security NEXT - 2011/02/24 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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