Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

マルウェア含む無料「KIS 2011」を確認、偽サイトに注意を - Kasperskyレポート

Kaspersky Labs Japanは、1月に同社が検知したマルウェアの観測状況を取りまとめた。

同社がまとめたインターネット上のマルウェアランキングによると、上位2位に変化はなく、トップは繰り返し広告を表示させる「AdWare.Win32.HotBar.dh」。2位にJavaの基本機能を悪用する「Trojan-Downloader.Java.OpenConnection.cf」が続いた。

3位には、Windowsのヘルプとサポートセンターの脆弱性を攻撃する「Exploit.HTML.CVE-2010-1885.aa」が新規ランクインしている。またアドウェアの活動が活発で、「AdWare.Win32.FunWeb.gq(4位)」、「AdWare.Win32.WhiteSmoke.a(12位)」などあらたにランクインしている。

一方、ユーザーPC上で検知されたマルウェアランキングでは、上位に大きな変動はなく、1位は前月と変わらず「Net-Worm.Win32.Kido.ir」だった。

(Security NEXT - 2011/02/10 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

2023年上場関連企業による個人情報事故は175件 - TSR
個人情報漏洩時の謝罪対応、約3割がマニュアル化
自治体におけるマイナンバー取扱状況を公表 - 個情委
Pマーク事業者の事故報告は3048件 - 前年度比約15%増
「サイバーセキュリティ」認知度5割届かず - 3割弱が対策未実施
テレワークで機密情報の特例持出が増加 - ルール遵守、半数近くが「自己確認」のみ
2021年度の個人情報漏洩などの報告は6000件弱 - 4件に1件が不正アクセス
国内上場企業が優先対処したいリスク、上位に「サイバー攻撃」
中小企業の3分の1、直近3年間のセキュ投資ゼロ - 「必要性を感じない」
ソフト全般「脆弱性」対策の必要性、PC利用者で約6割が認知