マルウェア含む無料「KIS 2011」を確認、偽サイトに注意を - Kasperskyレポート
Kaspersky Labs Japanは、1月に同社が検知したマルウェアの観測状況を取りまとめた。
同社がまとめたインターネット上のマルウェアランキングによると、上位2位に変化はなく、トップは繰り返し広告を表示させる「AdWare.Win32.HotBar.dh」。2位にJavaの基本機能を悪用する「Trojan-Downloader.Java.OpenConnection.cf」が続いた。
3位には、Windowsのヘルプとサポートセンターの脆弱性を攻撃する「Exploit.HTML.CVE-2010-1885.aa」が新規ランクインしている。またアドウェアの活動が活発で、「AdWare.Win32.FunWeb.gq(4位)」、「AdWare.Win32.WhiteSmoke.a(12位)」などあらたにランクインしている。
一方、ユーザーPC上で検知されたマルウェアランキングでは、上位に大きな変動はなく、1位は前月と変わらず「Net-Worm.Win32.Kido.ir」だった。
(Security NEXT - 2011/02/10 )
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