「ファミマTカード」不正利用の原因は「カード番号の類推」 - 対策実施し取引を再開
ファミマクレジットは、「ファミマTカード」において不正利用が発生した問題で、原因を特定したと発表した。また対策が完了したとして、サービスを再開している。
問題となった不正利用は、2010年12月21日に米国で確認されたもの。顧客約1000人分のカード情報が不正に利用されたおそれがあるとして、同社では同月24日に「TSUTAYA Wカード」を含む全カードについて海外におけるショッピングやキャッシング利用を停止していた。
同社は社内調査により、不正利用の原因についてクレジットカード番号を類推する手口によるものと特定。約1400人分のクレジットカード番号が不正利用された可能性があることが判明したという。個人情報の流出については否定している。
同社では、システムにおいて対策を実施し、再発を防止できる環境が整ったとして海外における取引を1月25日より再開。またカード利用者に対し、心当たりのない請求などあった場合は、同社まで問い合わせるよう呼びかけている。
(Security NEXT - 2011/01/26 )
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