IEのCSS処理に未修整の脆弱性が判明 - 攻撃コードが公開
Internet ExplorerのCSS処理に未修整の脆弱性が報告されたとして、専門機関やセキュリティベンダーが注意を呼びかけている。
スタイルシートの処理を行うIEのライブラリ「mshtml.dll」に含まれる脆弱性が明らかになったもので、「IE 6」「同7」「同8」が影響を受けるという。脆弱性が悪用された場合、リモートでコードが実行されるおそれがあり、すでに攻撃コードもすでに公開されている。
セキュリティ更新プログラムなどは提供されておらず、各機関では、「DEP」機能の利用や、セキュリティゾーンを「高」に設定すること、JavaScriptの利用停止など、対策を呼びかけている。
(Security NEXT - 2010/12/14 )
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