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過去1年間にセキュリティ事故や事件を経験した企業は26.3% - NRIセキュア調査

自社でセキュリティ対策をすべて行うとした企業は、36.9%から30.1%へ縮小。「自社で運用するものとアウトソースするものとを明確に区分し、両者を使い分ける方針である」とする回答が37.8%から43.8%に増加した。アウトソースを活用する理由としては、専門家に対する信頼性の高さやコスト削減などの声が多かった。

新規にASPやクラウドの導入にあたって重視する点としては、「月次費用」が85.7%で突出しており、「サービス品質の良さ」が61.8%、「サービスの継続性」が60.9%で僅差で続いている。

一方でセキュリティ監査の実施状況は19.5%、ISMSやプライバシーマークの取得状況は11.3%などを重視する企業は少なかった。

(Security NEXT - 2010/12/03 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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