Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

メールサーバ上で検出されるマルウェアが急増 - Dr.Webまとめ

ネットフォレストは、同社が取り扱うDoctor Webが10月に検知したマルウェアの検知状況を発表した。メールサーバ上で検出されるマルウェアが大幅に増加している。

10月に同社製品によりメールサーバ上で検出されたマルウェアは401万6939件で、9月の294万7658件から大幅に増加した。8月の180万4893件と比較するとわずか2カ月で倍増している。

一方、ユーザーのPC上ユーザーのPC上で検知したマルウェアへ感染しているファイルは3267万7797件で、前月の3472万4949件から減少した。

実際に存在するウイルス対策ソフトを装った「Trojan.Stuxnet」が広がっており、欧州を中心に被害が拡大しているという。また著名解凍ソフトを装った偽ソフトも拡大した。

(Security NEXT - 2010/11/12 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

初期侵入から平均62分で横展開を開始 - わずか2分のケースも
サイバー攻撃で狙われ、悪用される「正規アカウント」
先週注目された記事(2024年3月17日〜2024年3月23日)
J-CSIP、2023年4Qは脅威情報15件を共有 - 巧妙なフィッシングの報告も
2023年4Qにおけるtelnetの探索、12月下旬は10月初旬の3倍に
セキュリティ相談、前四半期比46.9%増 - 「偽警告」が倍増
インシデント件数が約1割増 - 「スキャン」報告が倍増
悪意あるファイル、1日あたり約41万件 - 前年比3%増
マルウェアによるアカウント情報の窃取 - 2割強の企業で
3Qのセキュ相談、前四半期比約27%減 - 「不正ログイン」は過去最多