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メールサーバ上で検出されるマルウェアが急増 - Dr.Webまとめ

ネットフォレストは、同社が取り扱うDoctor Webが10月に検知したマルウェアの検知状況を発表した。メールサーバ上で検出されるマルウェアが大幅に増加している。

10月に同社製品によりメールサーバ上で検出されたマルウェアは401万6939件で、9月の294万7658件から大幅に増加した。8月の180万4893件と比較するとわずか2カ月で倍増している。

一方、ユーザーのPC上ユーザーのPC上で検知したマルウェアへ感染しているファイルは3267万7797件で、前月の3472万4949件から減少した。

実際に存在するウイルス対策ソフトを装った「Trojan.Stuxnet」が広がっており、欧州を中心に被害が拡大しているという。また著名解凍ソフトを装った偽ソフトも拡大した。

(Security NEXT - 2010/11/12 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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