Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「Hotmail」の最大9万4439アカウントで障害 - 一部アカウントでメールが消失のおそれ

マイクロソフトは、ウェブメールサービス「Windows Live Hotmail」において、10月31日から一部アカウントでアクセスできない障害が発生していたことを明らかにした。

同社によれば、10月31日7時ごろから「Hotmail」にサインインできない、あるいはサインインできてもメールボックスの操作や閲覧ができない、メールの受信ができないなどの障害が発生したもので、国内で最大9万4439件のアカウントに影響があったという。

ハードウェア障害が原因で、復旧作業により11月4日11時ごろアカウントへのアクセスが可能になったが、復旧したアカウントでも、メールの購読状態の表示が不正確になったり、約6%のアカウントで10月8日以降に送受信したメールが一部損失している可能性がある。

同社では監督官庁へ報告。引き続き、障害や影響範囲について調査を行う方針。また調査結果の詳細について、Windows Liveのサポートサイト「Windows Live Solution Center」に順次掲載するとしている。

(Security NEXT - 2010/11/05 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

ITパスポート試験、システム障害で中止に - 振替受験を実施
注文情報などを異なる顧客へ誤送信 - Yahoo!ショッピング
就職情報サイト「マイナビ」、応募者データのDL機能に不具合
全銀システムが復旧、未処理分や12日分の処理も完了
全銀システムで障害、一部銀行で他行宛振込処理が遅延
ファイルサーバで障害、一部住民サービスに影響 - 泉南市
港内で運用するターミナルシステムがランサム感染 - 名古屋港
人事労務システム障害、給与システムを順次提供 - MKシステム
NTT西の固定電話で一時通信障害 - ネット接続は影響なし
未知の脆弱性で生じた通信障害、NTT東西に行政指導