ドットコムサイトの3割が危険 - 「Gumbler」で悪用目立った「.ru」は1割
ウェブサイトで利用されるドメインのうち、「.com」がもっとも悪用される割合が高いことがわかった。マカフィーが、2700万以上のウェブサイトについて調査を行い、ドメインごとに危険性をまとめ、判明したもの。
同社調査によれば、ウェブサイト全体では、6.2%が危険なサイトで、前年調査の5.8%を上回った。トップレベルドメインを見ると、危険なサイトの割合が高かったのが「.com」ドメインで、31.3%にのぼる。また「.info」についても30.7%と僅差だった。
一方国別ドメインを見ると、前回調査で39位だったベトナムの「.vn」がもっとも不正サイトの割合が多い国別ドメインに浮上、29.4%が危険なウェブサイトだった。トップレベルドメインを含めても3番目だった。
前回首位のカメルーンは、36.7%から22.2%へと改善したものの、2番目に危険サイトの割合が高かった。アルメニアの「.am」12.1% ココス諸島「.cc」が10.5%が続いている。Gumbler攻撃などで用いられたロシア「.ru」は前年から5.5ポイント増加し10.1%で5位だった。
(Security NEXT - 2010/10/27 )
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