10月の月例セキュリティパッチは過去最多となる16件 - ゼロデイ攻撃にも対応
一方サーバについては、「.NET Framework」の脆弱性を解消する「MS10-077」にくわえ、Windows共有クラスタの脆弱性に対応する「MS10-086」を挙げている。
「MS10-086」は、深刻度が「警告」で、環境も「Windows Server 2008 R2」に限定されるが、脆弱性を解消するには、パッチの適用以外にもクラスターの再作成が必要となるため、注意が必要だという。
今回提供されるプログラムを具体的にみると、深刻度が緊急とされている「MS10-071」は、IEの脆弱性を解消するプログラム。10件の脆弱性に対応した。10件のうち3件の脆弱性がすでに公表されているが、悪用は確認されていない。
細工されたページを閲覧するなど脆弱性が攻撃を受けた場合、コードが実行される可能性があるほか、HTMLのアンカー要素に関する情報が漏洩するおそれがある。
(Security NEXT - 2010/10/13 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
DB管理ツール「pgAdmin4」に複数脆弱性 - 重要度「クリティカル」も
「Apache Causeway」に深刻な脆弱性 - アップデートで修正
ファイル転送サーバ「SolarWinds Serv-U」に脆弱性 - 「クリティカル」も複数
SonicWall製ファイアウォールにDoS脆弱性 - SSL VPN有効時に影響
エプソン製プロジェクターに脆弱性 - 310機種に影響
「FortiOS」に3件の脆弱性 - アップデートで修正
米当局、「Chromium」ゼロデイ脆弱性に注意喚起 - 派生ブラウザも警戒を
「Monsta FTP」に深刻な脆弱性 - 8月のアップデートで修正済み
米当局、「FortiWeb」の脆弱性悪用に注意喚起
「FortiWeb」に悪用済み脆弱性が判明 - 今月2件目


