4分の3が情報漏洩による倒産を懸念 - 半数が攻撃を経験
マカフィーは、欧米やアジア、南米など13カ国で中堅企業のセキュリティ対策状況について調査を実施、レポートとして取りまとめた。
同社の委託によりBloor Researchが、オーストラリア、ブラジル、カナダ、中国、フランス、ドイツ、インド、日本、メキシコ、オランダ、スペイン、英国、米国など13カ国で従業員数51人から1000人の中小企業を対象に調べたもの。IT関連の導入や組織のガバナンス、リスク、コンプライアンスの担当者から1100件超の回答を得た。
レポートによれば、54%が2009年から2010年にかけてセキュリティリスクが増大したと回答しており、昨年調査から2%増加。また83%が、自社が悪意ある攻撃のターゲットとなることに不安を感じており、51%が実際に攻撃を受けたという。攻撃による被害のトップは情報漏洩だった。
過去1年間に40%の企業が情報漏洩を経験し、昨年調査の29%から上昇した。一方で情報漏洩を公表した企業はわずか6%にとどまった。
(Security NEXT - 2010/10/13 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
先週注目された記事(2025年4月13日〜2025年4月19日)
先週注目された記事(2025年3月9日〜2025年3月15日)
IPA、「情報セキュリティ10大脅威 2025 組織編」の解説書を公開
先週注目された記事(2025年2月23日〜2025年3月1日)
中小企業4社に1社でインシデント被害 - 約7割で「取引先に影響」
「セキュリティ10大脅威2025」 - 「地政学的リスク」が初選出
4Qの脆弱性届出は163件 - ウェブサイト関連が約2.6倍
2024年4Qのインシデントは約8%増 - 「FortiManager」脆弱性の侵害事例も
先週注目された記事(2025年1月5日〜2025年1月11日)
先週注目された記事(2024年12月15日〜2024年12月21日)