Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

バッファローのモバイルルータにウイルスが混入 - NTT東の「光ポータブル」も

バッファローのモバイルWi-Fiルータ「DWR-PG」にウイルスが混入したことを明らかになった。また同社よりOEM供給を受けているNTT東日本においても「光ポータブル」の一部へ混入したことが判明している。

混入したウイルスは、オートラン機能を悪用してリムーバブルメディア経由で感染するウイルス「WORM_AUTORUN.EIK」。セキュリティベンダーによっては呼称が異なり、「W32/Conficker.worm!inf」「Trojan.Autorun.AEX」と呼ばれるケースもある。

OEMとして供給されているNTT東日本のモバイルWi-Fiルータ「光ポータブル」にもウイルスが混入している。影響を受けるのは、「光ポータブル タイプA(SIMロック版) PWR-100D」や「光ポータブル タイプB(SIMフリー版) PWR-100F」で、そのうち2010年8月3日から9月10日までの発送された約160台に混入のおそれがあるという。

いずれも無線LANのみで接続している場合に感染のおそれはないが、USB経由で接続した場合、ウイルスへ感染する可能性がある。感染した場合は、ゲーム用のアカウントなどを窃取されるおそれがある。

(Security NEXT - 2010/09/13 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

新生児訪問指導票などを誤廃棄か、再利用段ボールで保管 - 船橋市
ライブラリ「XZ Utils」の一部バージョンに悪意あるコード
ATMの取引情報が記録された記録媒体を紛失 - 杜の都信金
戸籍謄本などパスポート発給申請書類を紛失 - パスポートセンター久留米支所
一斉配信メールのヘッダ内に無関係メアド、不具合で - 日本心理学会
合併金融機関との口座番号対照表を紛失 - 武蔵野銀
就職情報サイト「マイナビ」、応募者データのDL機能に不具合
一部製品にユーザー情報が混入、利用者へ展開 - チエル
借り受けた国民年金納付者リストを紛失 - 可児市
広報紙と一緒に個人情報含む名簿を誤配布 - 相模原市