Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

共用パソコンで利用した個人情報入りUSBメモリが所在不明に - 静岡県立高校

県立静岡商業高校の教諭が、生徒の成績データや連絡網などのべ721人分の個人情報が保存されたUSBメモリを紛失していたことがわかった。

紛失したUSBメモリには、2007年から2010年に教諭が担当した授業8科目に関する成績データのべ578件のほか、担当する部活動の部員106人分の部員名簿、および2008年度に担任したクラスの生徒37人分の連絡網や進路関係データなどの個人情報が保存されていた。

8月6日16時30分ごろ、職員室内の共用パソコンでメモリを使用後、接続したまま出張。9日13時ごろ出張から戻ってパソコンを確認したところ、USBメモリがなくなっていたという。周辺を捜索したがメモリは見つからなかった。

同校では夏休み明けの全校集会で生徒に説明と謝罪。対象となる卒業および保護者には文書で謝罪している。

(Security NEXT - 2010/09/03 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

個人情報含む記憶媒体紛失、教諭2人を懲戒処分 - 北海道
研究室に侵入者、個人情報をPCから持ち去りか - 北大
保健所のデータ受渡用USBが所在不明、管理記録に不備 - 沖縄県
保育所で卒園児情報含むUSBメモリが所在不明 - 北九州市
都立病院の患者情報流出 - 「USB拾得」との匿名文書が複数届く
小学校教諭が児童情報含むUSBメモリを持ち帰り紛失 - 紀の川市
生活困窮者の相談内容含むUSBメモリが所在不明 - 北九州市
国民健保の被保険者情報含むUSBメモリを紛失 - 草津市
児童情報含む私物USBメモリを紛失、小学校教諭を処分 - 北海道
USBメモリを紛失、発信機履歴から誤廃棄の可能性 - 福井大病院