Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

2010年第2四半期の脆弱性登録は438件 - 「JVN iPedia」

情報処理推進機構(IPA)は、2010年第2四半期における脆弱性対策情報データベース「JVN iPedia」の登録状況を取りまとめた。深刻度が高い脆弱性が目立っているという。

今四半期の登録情報は438件。2007年4月からの累計は前四半期で8000件を突破。今四半期で8446件に達した。新規登録の内訳は国内製品開発者による情報が10件、JVNから収録した情報が38件、NVDの情報が390件だった。製品別では「OS」が76件、アプリケーションが359件。組込みソフトウェアが1件、監視制御システムが2件だった。

届け出件数が多かった脆弱性は、バッファエラーが70件と突出しており、「リソース管理の問題」が42件、「認可、権限、アクセス制御の問題」が39件と僅差で続いた。また「クロスサイトスクリプティング」が30件、「コードインジェクション」が25件だった。

また同機構によれば、登録された脆弱性は深刻度が高いことも特徴で、共通脆弱性評価システム「CVSS」による評価では、3段階中もっとも深刻な「危険」が46%、続く「警告」が45%と9割強を占めている。もっとも低い「注意」はわずか9%だった。

(Security NEXT - 2010/07/22 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

2020年3Qの脆弱性登録は3082件 - 前四半期から1197件減
2020年3Qは脆弱性届出が1.3倍に - ソフト、サイトいずれも増加
2020年3Qのインシデント、前四半期比約1.2倍に - 探索行為やサイト改ざんが増加
約4割でインシデント被害、対応費用は約1.5億円 - 4.4%が「Emotet」経験
2019年の標的型攻撃対策製品市場は約460億円 - 5年後には1.5倍に
クラウドセキュリティ市場、高成長を予測 - IDC Japan
2020年2Qの脆弱性登録は4279件 - EOLの「Win 7」は166件
2020年2Qの脆弱性届出、「サイト」「ソフト」いずれも減
2020年2Qインシデント、前四半期比1.3倍 - フィッシングなど増加
クラウドでのデータ侵害、構成ミスが8割強 - IBM調査