2009年の個人情報漏洩は166件増の1539件 - 漏洩人数は2005年以降最低に
日本ネットワークセキュリティ協会(JNSA)は、2009年に報道された情報漏洩事件を「2009年情報セキュリティインシデントに関する調査報告書第1.0版」として取りまとめた。
新聞やインターネットのニュースで報じられた事件や事故について同協会が統計として報告書として取りまとめたもの。2009年に発生した情報漏洩事件は前年から166件増加して1539件だった。
一方漏洩人数については、100万件超のインシデントが1件発生したものの、10万人規模の大規模な漏洩が19件から12件へと減少したことを受け、152万人減となる572万1498件。
個人情報保護法が施行された2005年以降最低件数で、3000万人分が漏洩し、ピークを迎えた2007年の5分の1以下の水準となっている。1件あたりの平均漏洩人数は3924人だった。
(Security NEXT - 2010/07/02 )
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