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件名や本文に覚える違和感は標的型攻撃のシグナル - IPA報告書

しかし一方で、件名が私信であるなどメーリングリストにそぐわない内容だったり、送信者に心当たりがないにもかかわらず、「先日は」という書き出しなど面識があるかのような本文など、その違和感から攻撃であることに気が付くポイントも見つかった。

同機構では、「差出人の所在を確認」「ほかに添付ファイルを開くおそれがある関係者へ削除するよう連絡すること」のほか、同機構が設置する「不審メール110番への通報」など、疑いを持ったメールへ対処する際のポイントを紹介。脆弱性の解消など通常のセキュリティ対策とあわせて、インターネットユーザーへ注意を呼びかけている。

(Security NEXT - 2010/06/02 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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