「Safari」のWindows版に脆弱性 - 不正ページ閲覧でコード実行のおそれ
米Appleが提供するブラウザ「Safari」のWindows版に脆弱性が含まれていることがわかった。情報処理推進機構(IPA)などセキュリティ機関が注意を呼びかけている。
「Safari 4.0.5」の「windowオブジェクト」の参照処理に問題があることが確認されたもの。削除されたwindowオブジェクトに対してJavaScriptから不正に参照できるため、細工を施されたウェブページへアクセスした場合に任意のコードが実行されるおそれがある。
脆弱性を悪用するコードが公開されているが、現段階でアップデートはAppleから提供されておらず、セキュリティ期間などは攻撃を防ぐために「JavaScript」を無効にするなど対策を実施するよう呼びかけている。
(Security NEXT - 2010/05/12 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
メッセージ保護アプリ「TM SGNL」の複数脆弱性、悪用リストに追加
「NetScaler ADC」脆弱性、パッチ公開前から攻撃発生
「NetScaler ADC/Gateway」にゼロデイ脆弱性 - 早急に更新を
「Chrome」にゼロデイ脆弱性、アップデート公開 - 軽減策の実施も
特権コマンド実行ツール「sudo」に重要度「クリティカル」の脆弱性
「IBM WebSphere Application Server」にRCE脆弱性 - 暫定パッチ公開
「MS Edge」にアップデート - 固有の脆弱性などにも対処
Salesforceのローコード開発ツールに脆弱性 - 設定リスクの指摘も
構成管理ツール「Salt」に複数脆弱性 - 「クリティカル」も
「Kibana」に深刻な脆弱性 - 「Chromium」の既知脆弱性に起因