ボット収集数が大きく減少、未知検体数は前月と同水準 - CCCまとめ
サイバークリーンセンター(CCC)は、3月のボット検知状況を取りまとめた。収集数は減少傾向にあるが、海外特定サイトの動きに連動し、収集検体数の一時的な急増があった。
同センターによれば、ハニーポットなどを利用して収集した3月のボット収集総数は11万794件で、2月の15万6263件から目立った減少を見せた。
重複を除く同定検体数についても7748件と、2月の1万3242件から大きく後退している。ウイルス対策ソフトで検知できない未知検体数は357件で、2月の361件とほぼ同水準だった。
収集検体数は減少傾向にあり、特に国内からの収集数が大幅に減少している。これはシステム変更に伴うハニーポットの台数減少の影響によるという。海外特定サイトの大量配布が原因とみられる既知検体の一時的な急増が上旬と中旬に観測された。
(Security NEXT - 2010/05/07 )
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