Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「Web感染型マルウェア対策コミュニティ」が発足 - 一般企業企業の参加も歓迎

運営委員長を務めるフォティーンフォティ技術研究所の鵜飼裕司氏は、ウェブ感染マルウェアについて「成功した攻撃モデル」であると説明。アカウントの盗難が問題となっているが、攻撃者のさじ加減で今後攻撃が変化し、どのような被害が発生するかわからないと対策の重要性を訴えた。

またJPCERT/CCの真鍋敬士氏は、2009年第3四半期が侵入改ざんが1%だったが、第4四半期に17%まで増加し、2010年第1四半期もすでに前四半期を上回っている現状を報告。影響を受ける人々に近い組織が集まり、対策を呼びかけることで対策が加速したり、適時性の情報が集まる点など同組織に対する期待を語った。

100302wc3.jpg

(Security NEXT - 2010/03/02 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

国内インシデント、前四半期比9.4%増 - サイト改ざんが1.8倍
サポート詐欺の相談が1000件超 - SNS乗っ取り相談も増加
まもなくGWの長期休暇 - セキュリティ対策の確認を
2024年の不正アクセス届出166件 - 脆弱性や設定不備が標的に
「クレカセキュリティGL」が改訂 - ECの対策強化など盛り込む
先週注目された記事(2025年2月16日〜2025年2月22日)
2024年4Qのセキュ相談 - 「不正ログイン」が45%増
2024年4Qのインシデントは約8%増 - 「FortiManager」脆弱性の侵害事例も
北朝鮮による暗号資産窃取に警戒を - 日米韓が共同声明
中国関与が疑われる「MirrorFace」の攻撃に注意喚起 - 警察庁