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「Web感染型マルウェア対策コミュニティ」が発足 - 一般企業企業の参加も歓迎

運営委員長を務めるフォティーンフォティ技術研究所の鵜飼裕司氏は、ウェブ感染マルウェアについて「成功した攻撃モデル」であると説明。アカウントの盗難が問題となっているが、攻撃者のさじ加減で今後攻撃が変化し、どのような被害が発生するかわからないと対策の重要性を訴えた。

またJPCERT/CCの真鍋敬士氏は、2009年第3四半期が侵入改ざんが1%だったが、第4四半期に17%まで増加し、2010年第1四半期もすでに前四半期を上回っている現状を報告。影響を受ける人々に近い組織が集まり、対策を呼びかけることで対策が加速したり、適時性の情報が集まる点など同組織に対する期待を語った。

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(Security NEXT - 2010/03/02 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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