Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「Web感染型マルウェア対策コミュニティ」が発足 - 一般企業企業の参加も歓迎

ウェブ感染型ウイルスに対する情報交換や対策など進める「Web感染型マルウェア対策コミュニティ」が設立された。

同組織は、脅威が拡大しているウェブ感染型ウイルスについて、啓発活動、緊急事案や統計情報の交換、攻撃手法などの研究分析、情報公開、技術協力など対策を進めていくことを目的とした任意団体。

調査会員と賛助会員で構成され、調査会員により、メーリングリストや定例会議などを通じて調査や研究を行い、成果を賛助会員やJPCERTコーディネーションセンターへ提供する。

100302wc2.jpg

発足当初、調査会員として「インターネットイニシアティブ」「インフォセック」「NRIセキュアテクノロジーズ」「グローバルセキュリティエキスパート」「サイバーディフェンス研究所」「フォティーンフォティ技術研究所」の6社のほか、賛助会員8社が参加している。

(Security NEXT - 2010/03/02 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

セキュリティ分野の総務大臣奨励賞、2名2団体を選出
警察庁、サイバー被害のオンライン通報窓口を設置 - 相談なども対応
初期侵入から平均62分で横展開を開始 - わずか2分のケースも
個情委、「LINE」情報漏洩でLINEヤフーに勧告 - 「ヤフオク!」に関する指導も
サイバー攻撃で狙われ、悪用される「正規アカウント」
JPCERT/CCが攻撃相談窓口を開設 - ベンダー可、セカンドオピニオンも
先週注目された記事(2024年3月17日〜2024年3月23日)
J-CSIP、2023年4Qは脅威情報15件を共有 - 巧妙なフィッシングの報告も
総務省、LINEヤフーに行政指導 - 「電気通信事業全体の信頼を損なった」
ランサムウェア「ALPHV」、医療分野中心に被害拡大