「Gumblar」攻撃が脅威の1位に、「Bredolab」の勢いも止まらず - フォーティネットまとめ
期間中に検知されたマルウェアの総量は、詐欺ウェアが急増した2009年10月以前の水準に戻ったが、12月に急増を見せた「Bredolab」は依然として活発な動きを見せている。亜種がマルウェアランキングの1位と2位に入り、これらでマルウェア総量の40%を占めるなど、深刻な状況が続いている。
さらに「Bredolab」は、フリーのメールサービス「Hotmail」や「GMail」のアカウントを通じて自身をばら撒く新しいウェブメールエンジンを装備するなど進化を見せたという。これにより、いっそう効率的な散布が可能になったと指摘している。
同社は2つの亜種がトップ10の3位と6位に入った「Buzus」にも注意を促している。自身のSMTPエンジンを介してメール経由で散布されるもので、12月にはクリスマスカードを装った添付ファイルとして送られるなど、従来からよく見られる手法が使われている。
(Security NEXT - 2010/02/05 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
ランサムウェア被害による情報流出が判明 - 日揮ユニバーサル
イベント申込フォームで設定ミス、個人情報が閲覧可能に - 鎌倉市
「Roundcube」にアップデート - 前バージョンの不具合を解消
サイトが改ざん被害、仮設サイトを設置 - 日本体操協会
Trend Microの暗号化管理製品にRCEや認証回避など深刻な脆弱性
マルウェア対策ソフト「ClamAV」に深刻な脆弱性 - パッチが公開
脆弱性スキャナ「Nessus」のWindows版エージェントに複数脆弱性
「Veeam Backup & Replication」に深刻な脆弱性 - アップデートで修正
教育補助員が持ち出した課題プリントを紛失 - 都立高
委託先事業者がメールを誤送信、メアド流出 - 栃木県