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「Gumblar」攻撃が脅威の1位に、「Bredolab」の勢いも止まらず - フォーティネットまとめ

期間中にマルウェアが最も検知されたのは米国で27.27%。2位は日本で16.00%と、割合が前回調査時より増加した。さらに韓国、トルコ、中国と続くがいずれも一桁台で、米国と日本が突出する結果となった。

スパム流通量は、日本は前回から1つ順位を下げ3位だった。割合は10.61%と前回とほぼ同水準だったが、2位にフランスが入ったことで順位を下げた。

同社がまとめたランキングは以下のとおり。

脅威

1位: Gumblar.Botnet
2位:MS.DCERPC.NETAPI32.Buffer.Overflow
3位:Waledac.Botnet
4位:MS.IE.Event.Invalid.Pointer.Memory.Corruption
5位:Adobe.Products.SWF.Remote.Code.Execution
6位:MS.IE7.Deleted.DOM.Object.Access.Memory.Corruption
7位:FTP.USER.Command.Overflow
8位:Apache.Expect.Header.XSS
9位:Adobe.Reader.Printf.Buffer.Overflow
10位:AWStats.Rawlog.Plugin.Logfile.Parameter.Input.Validation

マルウェア

1位:W32/PackBredolab.C!tr
2位: W32/PackBredolab.D!tr
3位:W32/AutoRun.BBC!worm
4位:JS/PackRedir.A!tr.dldr
5位:HTML/Iframe.DN!tr.dldr
6位:W32/Buzus.CVCZ!tr
7位:W32/Netsky!similar
8位:HTML/Iframe_CID!exploit
9位:W32/Bredo.A
10位:W32/MyDoom.N@mm

(Security NEXT - 2010/02/05 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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