「お笑い」「アクション映画」「初詣」と「セキュリティ」
まず年末に驚かされたのが、CX系列局で放映された「松本人志のすべらない話」というバラエティ番組の特番。人気お笑い芸人が、「絶対に受ける(=すべらない)」とあえて笑いのハードルを上げ、おもしろい話を披露する人気番組だ。
番組最後の話し手はピン芸人として活躍する宮川大輔さんだったが、「笑える話」として紹介されたのは、宮川さんのお父さんのPCが大量のウイルスにかかって立ち上がらず、アダルトサイトへの訪問を疑った、というエピソード。その話に観覧会場は大きく盛り上がり、番組の幕は閉じた。
ウイルス感染の深刻な被害を思うと、正直笑うに笑えず、笑い話に昇華されてしまうことへの懸念もあるが、それ以上に「ウイルス」が人気番組のなかで誰もに通じる「共通の話題」として取り上げられ、しかも大トリを飾ったことは、時代の変化を感じさせるちょっとしたサプライズだ。
(Security NEXT - 2010/01/14 )
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