Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

未修整のIE脆弱性に対する攻撃を防御するアドオンを公開 - FFR

フォティーンフォティ技術研究所(FFR)は、IE 6やIE 7に見つかった脆弱性に対する攻撃からシステムを保護するツールを公開している。

問題の脆弱性は、「Microsoft HTML Viewer DLL」に見つかったもので、細工を施したウェブサイトを閲覧させることにより、攻撃することが可能。攻撃コードも公開されており、マイクロソフトでもアドバイザリを公開、12月9日の月例プログラムで対応する予定となっている。

FFRが公開したツールは、IEのアドオンアプリケーションで、脆弱性への攻撃を検出した際は、ウイルス侵入を阻止するためを停止するという。同社では更新プログラムの提供が行われるまで、ウェブサイト上で提供する。

(Security NEXT - 2009/12/04 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

ファイル転送ソフト「MOVEit Transfer」にDoS脆弱性 - 修正版公開
「VMware Tools」「Aria Operations」既知脆弱性、悪用事例の報告
米当局、「XWiki Platform」「Aria Operations」脆弱性を悪用リストに追加
組織の「ネット玄関口」狙う攻撃に注意 - 可視化や脆弱性対策の徹底を
米当局、「WSUS」脆弱性で対象サーバの特定や侵害監視を呼びかけ
「VMware Aria Operations」や「VMware Tools」に脆弱性 - 修正版を公開
「Kea DHCP」にサービス拒否の脆弱性 - アップデートが公開
「WordPress」のキャッシュプラグインにXSS脆弱性
プラネックス製モバイルルータ「ちびファイ4」に脆弱性
「Docker Compose」にパストラバーサル脆弱性 - 修正版を公開