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「ツークリック詐欺」の請求額は5万円を割る価格

また今回の説明会では、被害が多く発生している「ワンクリック詐欺」について重点的に解説が行われた。ワンクリック詐欺は、アダルトコンテンツなどで利用者をウェブサイトへ誘引、利用料などとして金銭を請求、だまし取るものだ。最近ではさらに進化した「ツークリック詐欺」が発生している。

従来のワンクリック詐欺では、アクセスした瞬間に請求画面が表示されたり、アクセス後に画面上のどこをクリックしても請求画面が表示されるなど単純なしくみだった。一方最近増加している「ツークリック詐欺」は、1度のクリックではなく、利用者に複数回のクリックさせるのが特徴だ。

事前にサービスの価格や条件を表示したり、購入意志を確認するアラートを表示するなど「電子消費者契約法」を意識。また問い合わせ先の電話番号の表示なども行われているという。

(Security NEXT - 2009/07/14 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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