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「ツークリック詐欺」の請求額は5万円を割る価格

トレンドマイクロは、インターネット上で発生している詐欺の実情について、メディアの記者を対象に説明会を開催した。

同社上級セキュリティエキスパートである黒木直樹氏が登壇し、より巧妙化する「ツークリック詐欺」などを中心にネット詐欺の動向について紹介した。

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トレンドマイクロの黒木氏

同氏は、インターネット利用の変化に合わせて詐欺の手法も変わると指摘。ネットワークを利用した詐欺としては、モデムを悪用して国際電話やダイアルQ2などへ不正接続を行う「ダイアラー」が先駆けだが、依然としてモデム接続が主流の国では攻撃に利用されているという。

一方ブロードバンドが普及した日本国内では、オークションで商品をだまし取ったりフィッシングといった攻撃が発生。さらにこうした攻撃を組み合わせた「ハイブリッド」攻撃も確認されている。住居へ侵入して金品を盗むのではなく、パソコン内の情報を盗むなどより悪質に変化している。

(Security NEXT - 2009/07/14 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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