重要度「最高」2件の脆弱性を解消した「Firefox 3.0.8」が公開
Mozillaは、重要度「最高」2件の脆弱性を解消した「Firefox 3.0.8」を公開した。
最新版では、脆弱性の発見を競う「Pwn2Ownコンテスト」で報告された「XULツリーの処理に関する問題」へ対応。同脆弱性が悪用された場合、破棄したオブジェクトへアクセスしてブラウザをクラッシュし、任意のコードが実行されるおそれがあるがあるという。
また、XSLスタイルシートの処理を行う際にブラウザがクラッシュする問題についても今回のバージョンで対応した。同脆弱性についても、攻撃を受けた場合、任意のコードが実行されるおそれがあるという。
Mozilla Japan
http://mozilla.jp/
(Security NEXT - 2009/03/30 )
ツイート
PR
関連記事
「MS Edge」にセキュリティアップデート - 脆弱性2件を解消
「RICOH Streamline NX PC Client」に深刻な脆弱性 - アップデートで修正
Perl向け暗号ライブラリ「CryptX」に複数脆弱性
監視ソフト「IBM Tivoli Monitoring」にRCE脆弱性 - 早急に更新を
掲示板ツール「vBulletin」に深刻な脆弱性 - 実証コードや悪用も
ZohoのExchange監視ツールに深刻な脆弱性 - アップデートを
「Wazuh」や「Windows WEBDAV」の脆弱性悪用に注意
「Firefox」に脆弱性、アップデートを公開 - 「クリティカル」との評価も
「Adobe Commerce」に緊急対応必要な脆弱性 - 「Magento」も注意
Adobe、複数製品にアップデート - 250件以上の脆弱性を解消