重要度「最高」2件の脆弱性を解消した「Firefox 3.0.8」が公開
Mozillaは、重要度「最高」2件の脆弱性を解消した「Firefox 3.0.8」を公開した。
最新版では、脆弱性の発見を競う「Pwn2Ownコンテスト」で報告された「XULツリーの処理に関する問題」へ対応。同脆弱性が悪用された場合、破棄したオブジェクトへアクセスしてブラウザをクラッシュし、任意のコードが実行されるおそれがあるがあるという。
また、XSLスタイルシートの処理を行う際にブラウザがクラッシュする問題についても今回のバージョンで対応した。同脆弱性についても、攻撃を受けた場合、任意のコードが実行されるおそれがあるという。
Mozilla Japan
http://mozilla.jp/
(Security NEXT - 2009/03/30 )
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