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学生や講師の個人情報含むUSBメモリが所在不明、旅行先で紛失 - 鳥取環境大学

鳥取環境大学の教員が、同大や以前勤務した大学の学生に関する個人情報などを保存したUSBメモリを紛失していたことがわかった。

所在が不明になっているUSBメモリには、同教員が講師を務める環境情報学部情報システム学科の学生263人の氏名と学籍番号が保存されていた。そのうち63人については成績データも含まれる。また同大非常勤講師15人の氏名、住所、電話番号、所属、職名、メールアドレスといった情報も記録していた。

さらに同教員は、2007年度に京都大学で非常勤講師として勤務しており、その際扱った学生90人の氏名、学生証番号、成績データについてもUSBメモリ内に保存されていた。

同大によれば、同教員は2月13日にデータをUSBメモリへコピーし、携帯音楽プレイヤーなどとともに小物入れに入れて自宅へ持ち帰り、翌日私用の旅行へ小物入れを持参。その後旅行先で、小物入れごと紛失していることに気付いた。

同大学では、個人情報の不正利用といった報告は受けていないという。今回の事故を受け、対象となる学生や講師に対し説明と謝罪を行うとともに、事務局に窓口を設けて問い合わせに対応する。また京都大学の学生に対しては、同大より説明が行われる。

(Security NEXT - 2009/03/06 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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