Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

なりすましてネットバンクへ申し込み、郵送物を取得し不正送金

埼玉りそな銀行のインターネットバンキングサービス「りそなダイレクト」に対し、なりすまし攻撃が発生していたことがわかった。

2008年12月にオンラインサインアップサービスで預金者になりすまして「りそなダイレクト」の利用申し込みを行い、預金者へ郵送される「手続き完了のお知らせ」を何らかの方法で取得、預金を不正に振り込む事件が2件発生したという。

今回の事件を受け、りそなグループでは「りそなダイレクト」のオンラインサインアップサービスを停止。警察と協力し対応を進めている。また現在の利用者において同様の不正取引が発生する心配はないとアナウンスしている。

http://www.resona-gr.co.jp/
りそなホールディングス

(Security NEXT - 2009/01/22 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

「サポート詐欺」の相談が3割増 - 過去最多を更新
6月のフィッシング、URL件数が過去最多を更新
「Cisco SSM」に深刻な脆弱性 - 攻撃者によりパスワード変更可能
JAXAに不正アクセス - 攻撃起点はVPN、未知マルウェアも
「Hyper-V」や「HFS」など脆弱性3件の悪用に注意喚起 - 米政府
MS、7月の月例パッチを公開 - ゼロデイ脆弱性にも対応
「GitLab」にアップデート - 「クリティカル」含む脆弱性14件を修正
「AirPods」や 「Beats Fit Pro」などに脆弱性 - アップデートを公開
5月のフィッシング報告、前月比34.6%増 - 過去3番目の規模に
政府、大規模SNS事業者に「偽広告」への対応強化を要請