Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

利用者や家族の個人情報含むUSBメモリを紛失 - 滋賀の特別養護老人ホーム

滋賀県栗東市にある済生会の特別養護老人ホーム「淡海荘」において、利用者や家族の個人情報を記録したUSBメモリが所在不明となっている。

紛失したUSBメモリには、利用者の一覧表やケアプラン、ケアチェック表、家族送付先シール、サービス担当者会議関連書類、個別機能訓練計画書など、複数の業務書類が保存されていた。いずれも施設利用者の氏名、住所、体の状況、家族の氏名、住所、電話番号など個人情報が含まれる。

職員は、USBメモリをズボンのポケットに入れて持ち歩いていたが、11月6日午後4時ごろ、紛失していることに気付いた。同日午後に施設内で紛失した可能性が高いという。

同施設では今回の事故を受け、対象となる利用者や家族に対し説明と謝罪を行う。また、外部へUSBメモリを持ち出すことの禁止やセキュリティ機能付きメモリへの切り替え、ネックストラップの使用など、再発防止策を実施する。

(Security NEXT - 2008/11/13 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

研究室に侵入者、個人情報をPCから持ち去りか - 北大
保健所のデータ受渡用USBが所在不明、管理記録に不備 - 沖縄県
保育所で卒園児情報含むUSBメモリが所在不明 - 北九州市
都立病院の患者情報流出 - 「USB拾得」との匿名文書が複数届く
小学校教諭が児童情報含むUSBメモリを持ち帰り紛失 - 紀の川市
生活困窮者の相談内容含むUSBメモリが所在不明 - 北九州市
国民健保の被保険者情報含むUSBメモリを紛失 - 草津市
児童情報含む私物USBメモリを紛失、小学校教諭を処分 - 北海道
USBメモリを紛失、発信機履歴から誤廃棄の可能性 - 福井大病院
業務用USBメモリが所在不明、患者情報含む可能性 - 虎の門病院