トイレの離席時、4割弱が無防備 - アイシェア調査
トイレによる離席時に、セキュリティ対策を実施していないユーザーが4割弱に上ることがアイシェアの調査で明らかになった。
同社が、20代から40代を中心とするネットユーザーの会員に対して調査を実施し、判明したもの。仕事でPCを利用する331人の回答をまとめた。回答者の7割が顧客データを取り扱っている。
昼休みにおけるパソコンのセキュリティ対策について尋ねたところ、「スクリーンセーバーにしてロックをかけている」との回答が28.7%。また「スクリーンセーバーにしている(13.6%)」「シャットダウンしている(13.3%)」と続く一方、「何もしていない」との回答も20.5%に達した。
さらにトイレなど、10分の離席の場合は、「何もしていない」との回答が38.1%まで上昇。「スクリーンセーバーによるロック」の31.7%を大きく上回り、さらに「スクリーンセーバー(11.8%)」「シャットダウン(2.4%)」といった対策を行うユーザーは減少した。
パソコン利用に関するルールや運用規定について「厳しい規定がある」と回答した人は38.4%。「規定はあるが自身の判断によることが多い」の19.3%をはじめ、「規定はあるが割と自由」が18.7%。「規定がない」は23.6%など、ユーザー任せの運用が目立った。
また会社側から顧客情報や企業データについて指導が行われているケースは69.2%に達しているが、30.8%は指導がなかった。
(Security NEXT - 2008/11/04 )
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